
日本で働き始めると、多くの外国人が最初に混乱するのが「健康保険の種類」です。
日本には大きく分けて、次の2つの制度があります。
・社会保険(Shakai Hoken)
・国民健康保険(Kokumin Kenko Hoken)
どちらも医療費の自己負担を抑える制度ですが、
加入方法・保険料・家族の扱いに大きな違いがあります。
社会保険は、主に会社員が加入する制度です。
会社に雇用されている場合、一定の条件を満たすと加入します。
社会保険には次の制度が含まれます。
・健康保険
・厚生年金
・介護保険(対象年齢)
保険料は
会社と本人が半分ずつ負担します。
つまり、給与から引かれている金額の裏側では、
同じ額を会社も負担しています。
社会保険の大きな特徴は、
扶養制度があることです。
条件を満たせば、
配偶者
子ども
親
祖父母
兄弟姉妹
などを扶養として登録できます。
重要なのは、
扶養人数が増えても保険料は基本的に増えない
という点です。
そのため、家族がいる場合は
社会保険の方が大きなメリットになるケースが多くなります。
国民健康保険は、
自営業
フリーランス
会社の社会保険に入っていない人
が加入する制度です。
市区町村が運営しています。
国民健康保険は
世帯単位で計算されます。
そのため
家族が増えると
保険料も増えます。
社会保険のような「扶養制度」はありません。
一般的に、
会社員なら社会保険の方が有利な場合が多い
と言われます。
理由は主に3つです。
1. 会社が保険料の半分を負担する
2. 扶養家族の保険料が増えない
3. 将来の年金(厚生年金)が増える
日本で働くうえで、
どの保険に入っているか
を理解することはとても重要です。
給与明細に
・健康保険
・厚生年金
と書かれていれば、
あなたは社会保険に加入しています。